廃棄物問題の取り組みは、いまや環境汚染の防止のみならず、資源問題と併せて論じられるようになってきました。
すなわち、廃棄物を有用な資源へと転じる「資源循環システム」の構築です。
こうした資源循環型社会へのニーズを背景に、弊社は、神戸市によって策定された環境政策「エコテック21構想」のモデル事業として、民間10社の出資の下、2002年4月に設立されました。
また、神戸港が国土交通省による総合静脈物流拠点港(リサイクルポート)に一次指定されたことにより、港湾のバース隣接地における先進的なリサイクル施設となっています。
施設の最大の特徴は、バースに隣接していることです。
車よりも環境への負担が小さい海上輸送を容易に行なえるため、現在、国が進めるモーダルシフトにも大きく貢献できることでしょう。
港湾という特色ある立地を活用しつつ、リサイクル事業の発展とともに地球環境に、社会に、貢献できる事業展開を図ってまいります。
代表取締役 寄尾 延夫